有限会社埼新鐵工 特設ページ 社員インタビュー 島田郁弥 - 有限会社埼新鐵工 特設ページ

島田 郁弥 施工図担当 鉄骨制作管理技術者2級

01.仕事内容を教えてください。

製造する鉄製品の図面作成をおこなっています。
建物の骨組みの中にある鉄骨や、階段など鉄でできた物全般が対象です。私の仕事は、クライアントから来た設計図を元に、実際の建築物におさまるように手を加え、加工作業で使う図面を作成することです。メインの業務は設計ですが、溶接や現場での施工確認などを行うこともあります。

02.どのような経緯で入社されたのでしょうか?

高校卒業後に新卒で入社しました。
今年8年目になります。工業高校の建築科出身のため、学校に来ていた求人情報を見た先生に薦められて応募しました。現在仕事で取り扱っているような内容は高校でも勉強していたものの、学校で習う知識は広く浅いものです。
具体的なことは、仕事をしながら学んでいきました。
最初の1〜2年は加工や溶接などを担当し、段々と図面作成の業務が中心になって今に至ります。

03.1日の仕事の流れを教えてください。

出勤後、全員で朝礼を行い、その日の仕事内容を確認します。
その後は、主に設計業務をおこないますが、加工を手伝うこともあります。状況に合わせて臨機応変に動いていますね。定時に終わることもあれば、仕事の状況によっては遅くまで残ることもあります。
新年度に竣工する施設が多いため、5月〜11月頃が繁忙期となることが多いです。
2020年はコロナウイルス感染症拡大によって新築工事がストップしたり延期になることも多く、大きな影響を受けました。

04.設計業務は島田さんがメインで担当しているのでしょうか?

今は私一人です。 わからないことが出てきたら、社長に確認したり、社外の専門家に相談したりしています。
仕事では社外の方とのやり取りが多いですね。
私たちの鉄骨が使われる建物は、さまざまなサイズや形状をしています。そのため、同じ図面を使い回せることはほとんどありません。案件ごとにゼロから作成します。中には難易度の高いものもあります。
クライアントが作成した図面ではうまくいかないこともあるので、フィードバックするなど修正しながら進めることもあります。一案件は短くても2週間、平均すると1ヶ月ほどかかります。

05.どんな図面が難しいのでしょうか?

四角い形状でない場合は難易度が上がります。
具体的には、三角形など変形しているものです。規模の大きい建物は作業量が増えますが、小さい建物は細かい部分まで気を配る必要があるなど、建物ごとに異なる難しさがあります。

06.現場ではどんな仕事をされているのですか?

例えば、私たちの工場で製造した鉄骨を立てる際に、監督に行くことが多いです。実際の作業は専門業者がおこなうことが多いですが、小さいものならクレーン車があるので自社で対応することもあります。

07.仕事の面白さはどんなところですか?難しい点も教えてください。

ものづくりが好きなので、自分が携わった製品を使った建物が完成し、自分のイメージ通りになっているのを見るとやりがいを感じます。難しいのは、知識不足でわからないことがあることです。図面を作成する中で調べたり専門の人に確認しながら進めていく必要があります。

建物は一点一点異なりますので、確実な正解というものは探しても見つかりません。
ベストな図面を作成するために、試行錯誤が必要なので大変なこともあります。
加工した鉄製品は現場まで運ばなくてはいけないので、運搬も考慮した設計を考える必要も出てきます。

08.今後伸ばしたいスキルはありますか?

対応できる案件を増やし、自分で判断できる様になりたいです。
また、仕事に役立つ資格取得も検討しています。さまざまな建築物に対応できるよう、知識をつけ経験を積んでいきたいと思っています。

09..これから伸ばしていきたいスキルはありますか?

資格を取得すると会社としても業務の幅が広がるため、仕事に関連する資格取得を目指しています。また現在マネジメントをおこなっていますが、今後人が増えていくとより全体を見渡して仕事に取り組む必要があると考えています。

MESSAGE

現在、日本人社員の他にベトナム人の技能実習生が働いています。
業務内容は人によって異なりますが、朝礼・終礼で各自の仕事内容を共有するなどお互いを理解し、協力しながら仕事を進める仕組みになっています。
真面目でしっかりした人ばかりで、未経験でもしっかり技術や知識を身につけられます。
未経験でも、気負わずチャレンジしてきてください。

ENTRY

より明るい未来のために。
未来を創る社員を求めています。